プレーパークに集まる子どもたちが「劇、やりたい!」とはじまった劇団そら。 劇団名も自分たちで命名しました。 その後も発表や練習をみて「やりたい!」子たちが集まって劇つくりをしてきました。 今回の発表でなんと3回目を迎えました。 タイトルは「かくれんぼ学校」 想像をかきたてる題名。 去年も2回公演でしたが、今年も2回公演。 しかも会場が変わります! 1回目の本番は最初に公演した記念すべき、上町児童館。 本番前の会場。 最終通し稽古が終わったところ。 本番前のピリピリ感は感じられず、リラックスモードの子どもたち。 このユル感が作品や演技に見え隠れし、魅力になっている不思議。 上町児童館は共催という形で、会場である遊技場を確保してくださったり、職員さんを2名も専属でつけてくださったりと至れり尽くせりで関わっていただきました。 ←こんなワークショップも。 上町児童館に来た子や母子連れも、「おもしろそう」と関わってくださいました。 ご協力くださった方々に感謝です。 「世田谷区内にあり、子どもの居場所」というキーワードで繋がっている、児童館とプレーパークですが、こんな形で協同一致できてうれしい限り。 ここでは舞台装置の布や材木、幕など何から何までご援助いただきました。 しかも、上町児童館館長には出演(?)までしていただきました。 画像がないのが残念ですが、協力してくださった導入のシーンは見事!でした。 また、なによりステキだったのは児童館の方たちが劇団そらを楽しんでくれたことです。 一緒に創っている、という実感が得られました。 上町児童館14時からの公演は無事に終了。 舞台のセットは観に来てくれた人も一緒にバラして、あっという間にない状態。 次の会場の準備に急がなくちゃいけませんが、忘れないうちに今の本番の反省会。 何か不備がなかったか、やりにくいところはなかったかなど次にもっと良いモノにするための大切な作業をそらのメンバー全員で。 このあとは、 ・電車 ・自転車 ・車(荷物も一緒) に分かれて、三軒茶屋の会場へそれぞれ向かいます。 上町児童館のみなさまどうもありがとうございます! 車、ブーーン。さーよーなーらーーーー また来いよーーーっ って、ドサ周りの劇団みたいですね・・・ 観に来てくれたママも「他で何度もやってきたみたいだね」って。 いやいや、さっきのが世界初上演ですから! さあ着いた、三軒茶屋・ボランティアセンター。 先ほどよりコンパクトな場所。 劇団そらの核・やっことプレーリーダーのりたけが前日に出来る用意はしてくれてました。 車が到着すると、早くに着いた自転車組がてきぱきと荷を搬入。 分担しながら、どんどん舞台をセットしていきます。 みんなやるべきことを黙々をやり、なんだかとーっても頼もしい。 やっぱりドサ周ってきたでしょー? 空間が変わったので、確認事項など。 さっきまでスタッフとして動いていたけど、今度は役者の顔になっています。 ここに着いてから気になるものと言えば、匂い。 カレーのおいしい香りに包まれちゃっているのです。 匂いの元はこの人たち。 ★華麗戦隊カレンジャー(無理やり) 左からカレーシルバー、カレーゴールド、カレーグリーン、カレーレッド そこで保護者を中心に「そら応援団」を結成し、様々なところで資金稼ぎをしました。 来てくださったお客様とカレーバイキング交流会をして、いただいたお代を足りないところに使わせていただこうという、カレーグリーンこと世田谷プレーパークの世話人&理事のHさんのアイディアです。 早くから準備してくださいました。 さぁ、夜の公演の始まりです。 児童館長に替わり、プレーパークせたがや理事の天野秀昭氏の前説。 「あ、校長先生だ。校長先生」「違う、違うよ」 「おかしいなー、どこ行っちゃったんだろうなー」 とギターをかき鳴らし、一気に観客もろともかくれんぼ学校へ連れて行かれます。 最初は担任のタカイ先生から転入生2人が連れられてくるシーンから。(画像がありません) トウルが作った、フェアリーラビットの小屋。 一年に一度しか現れないざしき生徒らしいが、小屋に釣られ(?)案外簡単に登場。 小屋が気に入った様子。 掃除用ロッカーに隠れていた、算数のミルオ先生「はい、君にミルキー」 2階の教室に窓から現れたキヌヨ。 なぞの男の定位置。 途中、演奏や効果音も。 ルイが余計な事を言って、キヌヨにいじられているシーン。 転校初日のマナ(左)が疑問だらけのこの学校について質問する。 飼っていたピヨちゃんがカゴから出てきて、ホナミに鳥語で訴えている。 うーん、わかってあげられない 理科の先生はホワイトボードの下に隠れていました。 生徒のアイトとこちらも転校初日のレオン。 ざしき生徒の消し太(消火器)登場。 給食の隠し場所のヒントをみる。 「かつら・もじゃもじゃ・丸めがね」??? 「わかったー!音楽室!」 「みーつけた!」 レオンが先生を「みーつけた」 英語のヤギ先生。 「マイネームイズ マサオヤギ。ヤギミーンズ メェー。リピートアフターミー」 のりたけ演じる国語のブンジロ先生。 魚好き。 魚の漢字の授業。 家庭科ハリヤマ先生。 アイトが、作った作品を披露。 体育・夕日翔(ユウヒカケル)先生と共に生徒が駆け出します。 迷いうさぎ。 女の子達、どうしてここにいるのか気になっています。 ミウが「飼いたいなー」と言うと、うさぎは「ラッキー」 ざしき先生に動物の言葉を教わったホナミだけがうさぎの更なる本音を聞いてしまいます。 ざしき生徒 ナス。 日直ができてうれしいナッス。 元気の無いチズルは心の内をズバット言い当てられる。 たじろぎ「あんた、誰?」「ナス」 このあと思わぬ展開になり、終末へ。 最後はなぞの男の語りとギターでカーテンコールへ。 「みーつけたっ」 夜の会は会場が狭いせいもあったのですが、ギシギシの超満員。 大勢のお客様がお越しくださいました。 画像をつなげただけの説明じゃなんだか全然お分かりにならないでしょうが、 このかくれんぼ学校は照明の変化も無く、ある意味中身勝負の作品でした。 短期間で子どもたちの豊かなアイディアや希望をやっこが拾って、つないだ脚本でした。 また、余韻や疑問も残った内容だったので、続編を是非観たい。 演出面ではつっちーのギターの使い方や、シーンの切り方もシャレていて、かつ自分達のモノになっていたのが感心しました。 大きな成長を感じる、公演でした。 お楽しみのカレー交流会ではこんなにも大勢の人がっ! 大鍋のカレーはおいしく、あっという間にご飯が無くなるピンチに! 今回ほど、多くの人のお気持ちに支えられた公演は無かったのでは? 皆様、ありがとうございました。 <ゑ>
by karasuyamaPP
| 2010-04-05 17:06
| 劇団そら
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